革命後の社会で生き抜くために

─グローバル化や情報社会で価値観が多様化する中、どのようにチームをマネジメントされていますか？

「マネジメントは基本的にしていないね（笑）。
みんながそれぞれ果たすべきことを主体的にやっている感じ。
もう少し言うと、それぞれのプロジェクトは全て情報が公開されていて、誰しもが簡単にアクセスできるようになっている。いろんな人に見られているから、従業員は自身のプロジェクトを赤字にしようと本能的に思わないんだよね。誰だって自分が頑張って育てたお米が不作だったら悲しいじゃん？
俺の役目は各プロジェクトのいいところを発見し、それを抽象化（体系化）してそのプロセスを他のチームに共有化すること。成功したプロジェクトのプロセスは必ずみんなに共有している。 」
（本文より抜粋）

TOYOTA MANAGEMENT（第3号/トヨタマネジメント研究会）
2014年1月