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2012.11.01
チームラボが、3作品を「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」で展示中(~11/5)。11/2には代表猪子のトークショー
2012年10月30日(火)から開催されている「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」にて、チームラボが3作品を展示しています。イベントは、11月5日(月)まで行われます。
また、11月2日(金)20時からは、チームラボ代表・猪子が、一緒にプロジェクトを進めた各界のゲスト7名を招き、トークショー『teamLab猪子with Friends Night』を開催します。会場となるTDW DOME内では、新作『Nirvana』のDome ver.を上映します。
▼ 開催概要
イベント名:TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
会期:10/30(火)~11/5(月)
時間:11:00~21:00(最終日18:00まで)
会場:〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3 明治神宮外苑絵画館前(中央会場)、都内SHOP
▼ 展示作品
[1]:Nirvana (unfinished) @ 伊藤若冲感性インスパイア作品展
チームラボ, 2012, アニメーション, 6min 10sec (9:16 × 8), 音楽: [椎谷ハレオ(サウンドディレクター)+阿尾茂毅(サウンドクリエイター)]
若冲は、枡目画などと呼ばれる、画面全体を数万もの枡の形に区切って、枡目ごとに彩色する特 異な表現方法を残している。なぜ、そんな表現をしたのか、僕らには、全くわからないが、それは、どこか、コンピュータ ゲームの黎明期に、コンピュータの性能の制約で、できあがったデジタル表現のドット絵に通ずるところがある。若冲の枡目 画は、泉美穂氏によると、西陣織の制作工程にある正絵に触発されたか、もしくは西陣織を織るために描かれたのではない か、そして、若冲は、蒔絵図案的な作品や、友禅型染の技法との親近性のある作品があることから、工芸分野への関心があっ たのではないだろうかという。ドット絵も、美術的な理由ではなく、機能的理由で生まれた。デジタルとの親近感は、そんな ことなのかもしれない。ドット絵に近いようで、まるで違う枡目画は、いったい、現代の我々に何のヒントをくれようか?現 代の工芸とはなんだろうか? そして、直感的に感じたデジタル感とは、いったいなんなんだろうか?作品を創りながら手さ ぐっていきたいと思う。
[2]:明日の〝あかり文化〟をつくる。MOVING STAR×チームラボ @ TENT展
東芝ライテック株式会社・東芝エルティーエンジニアリング株式会社のブースにて、可動式プロジェクター" MOVING STAR PROJECTER"を活用したインタラクティブな映像空間を展開。
直径9mの半円状の真っ暗な空間に、可動性を持ったプロジェクター3台を配置。空間内のセンサーによって人を認識し、その影を追いかけながら、花や蝶などの美しい映像を投影します。
[3]:CHINTAIネット「住むマチカウンセリング」 @ アーティストコンテナ supported by CHINTAI
CHINTAIがサポートするアーティストコンテナ展に、『teamLabCamera』を設置。
来訪者は、まずCHINTAIのWebサービス「住むマチサーチ」を体験することで、おすすめされた街を背景に写真を撮ることができます。写真は自動でマンガ調に加工され、特設のFacebookページにアップロードすることもできます。背景は17種類用意しています。
[4]:teamLab猪子 with Friends Night @ TDW DOME
チームラボ代表・猪子が、一緒にプロジェクトを進めたことのある各界のゲスト7名を招いて行うトークショー。
日時:2012年11月2日(金)
時間:20:00~22:30
会場:中央会場・TDW DOME
参加費:無料(※事前に申し込みが必要です)
[登壇者]
石川涼(VANQUISH)
片桐孝憲(Pixiv)
鈴木雄一郎(めいどりーみん)
もふくちゃん
山口壮大(ぴゃるこ)
三潴末雄(ミヅマアートギャラリー)
紫舟(書家)
イベント詳細・申し込み
http://www.tdwa.com/tdw/special/forum/hello_night.html
▼ TOKYO DESIGNERS WEEK 2012
「HELLO DESIGN!」をスローガンに、大人から子供まで幅広い層に、より身近にデザインに触れ、感じ、楽しみ、刺激を受けてもらうイベントとして展開します。2012年の秋も、デザインとアートによる様々なクリエイティビティで東京を彩ります。
また、BS日テレにて放映中のテレビ番組「TOKYO DESIGNERS WEEK.TV」や、公式出版物、twitter、Facebookなど、イベントの枠に超え、テレビやソーシャルメディアとも連携して発信していきます。