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2015.10.16

チームラボ、ハーバード大学(アメリカ)にて「teamLab at Radcliffe: What a Loving and Beautiful World」展を開催。「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」など、3作品を展示。2015年10月16日(金) 〜11月14日(土)

Oct 16 - Nov 14, 2015

ハーバード大学

チームラボは、「teamLab at Radcliffe: What a Loving and Beautiful World」を、ハーバード大学(アメリカ)にて、開催します。「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」、「冷たい生命」、「生命は生命の力で生きている」の、3作品を展示します。期間は2015年10月16日(金) 〜11月14日(土)まで。

teamLab at Radcliffe: What a Loving and Beautiful World:
http://www.radcliffe.harvard.edu/event/2015-teamlab-exhibition

■出品作品
世界はこんなにもやさしく、うつくしい / What a Loving, and Beautiful World
Sisyu + teamLab, 2011, Interactive Digital Installation, Endless, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi
1600_世界はこんなにもやさしく、うつくしい_What a Loving, and Beautiful World_main


作品: http://www.team-lab.net/portfolio/loving/whatloving.html

鑑賞者の影が文字に触れると、その文字がもつ世界が表れ、世界を創っていく。そして文字から生まれたものたちは、世界の中で互いに影響し合う。

投影された世界の裏側には、360度広がる空間があり、文字から生まれたものたちは、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、空間上でリアルタイムに計算され、複雑かつ自然な世界をつくっていく。風が吹けば、風の物理的な影響を受け、蝶は火が嫌いだけれども、花が好きで、花に近づいていく。自然の景色に同じ瞬間がないように、同じ瞬間は二度となく、常に初めて見る景色を創り出す。

漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の一文字は、ひとつの世界の部分を持っていた。漢字を通して鑑賞者どうしが呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていく。

冷たい生命 / Cold Life
teamLab, 2014, Digital Work, 7min 15sec (loop), Calligraphy: Sisyu
冷たい生命_Cold Life04_main


作品: http://www.team-lab.net/all/art/coldlife.html

本作品は『生命は生命の力で生きている』の表面を剥がし、その構造を明らかにしている。

コンピュータでは、三次元の物体の形状を、網目状の線の構造で記述された抽象的で高次の情報で表現される。三次元で描かれているものは、その表面を剥ぐと、網目状の線の集合でできている。表面を剥いだ状態、つまり構造で記述された抽象的で高次の情報の状態のままで表現している。

生命は生命の力で生きている / Life Survives by the Power of Life
teamLab, 2011, Digital Work, 6min 23sec (loop), Calligraphy: Sisyu
生命は生命の力で生きている_Life survives by the power of life_main


作品: http://www.team-lab.net/all/art/life.html
自然の恵みも脅威も、そして文明の恵みも脅威も、連続的でつながっている。どこかに絶対的な悪意があるわけでもなければ、かといって綺麗ごとでもすまされない。わかりやすい解などないし、感情すら整理できないかもしれない。それでも、あらゆる状況においても“生きる”それを全部肯定したい。生命はうつくしい。

チームラボが長年、取りくんできた、空間に描く書『空書』。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築している。

【開催概要】
teamLab at Radcliffe: What a Loving and Beautiful World
会期: 2015年10月16日(金) 〜11月14日(土)
会場: Johnson-Kulukundis Family Gallery of Byerly Hall, Radcliffe Institute for Advanced Study at Harvard University (8 Garden Street, Cambridge, MA 02138)
開館時間: 12:00~17:00 (11月14日は12:00まで)
休館日: 日曜日
料金: 無料
URL: http://www.radcliffe.harvard.edu/event/2015-teamlab-exhibition
展示詳細: http://www.team-lab.net/latest/exhibition/radcliffe.html

teamLab brings interactive art to Harvard's Radcliffe Institute

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