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2017.11.06
チームラボ、オーストラリア・ビクトリア国立美術館で初開催の「NGVトリエンナーレ」に インタラクティブなデジタルインスタレーション作品を展示。 2017/12/15〜2018/4/15
チームラボ、オーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria、略称NGV)で開催のNGVトリエンナーレ(NGV Triennial)にて、人々の動きの影響を受けて渦が生まれる、インタラクティブなデジタルインスタレーション作品「Moving Creates Vortices and Vortices Create Movement」を展示。本作品はNGVのコミッションを受けて制作、同館に永久収蔵されます。展示期間は2017年12月15日(金)~2018年4月15日(日)まで。
NGVトリエンナーレは、32か国から選ばれた100名以上のアーティストが参加する、現代アートとデザインの国際展。会場となるNGVは、1861年創立の、オーストラリアで最も歴史が古く、最も入場者数が多い美術館です。国内外の様々な芸術家の作品を所蔵し、国際的な歴史的展示からコンテンポラリー・アート、ファッション、デザイン、建築、音楽、ダンスまで、多彩な展示やイベントを催行しています。世界数千年の歴史を通じた様々な文化、思想、様式を網羅するNGVの所蔵品は7万点以上。オセアニア有数のコレクションを誇ります。
展示詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/ngv-triennial/
NGV Triennial: https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/ngv-triennial/
【展示作品】
Moving Creates Vortices and Vortices Create Movement
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/vortices/
人が動くと、その方向に力が加えられる。その結果、流れが発生する。速い流れが発生すると、そのまわりの流速との差によって回転現象が起こり、渦が生まれる。
流体は、無数の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、粒子の軌跡によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化して作品を描いている。
人の動きが速いほど、強い力がその方向に加えられる。人が止まっていたり、人がいなくなれば、流れは起こらなくなり、空間には何も存在しなくなる。
作品は、人々の動きの影響を受けて生まれ、変容し続ける。
海では、島など複雑な地形が流速差を生み、渦が発生する。渦によって、海底に沈んだ生物の死骸などが巻き上げられ、栄養価の高い海水となる。それを栄養源としてプランクトンが育ち、それを餌とした魚介類が育つ。渦によって海は豊かになっている。
【開催概要】
NGV Triennial
https://www.teamlab.art/jp/e/ngv-triennial/
会期: 2017年12月15日(金)〜2018年4月15日(日)
会場: NATIONAL GALLERY OF VICTORIA(180 St Kilda Rd, Melbourne VIC 3006, Australia)
開館時間: 10:00〜17:00
休館日: クリスマス(2017年12月25日)
料金: 無料
NGV Triennial: https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/ngv-triennial/