MEDIA
2014.03.28
「ASCII.jp」に、チームラボ提供の、相鐵に対する業務改善ソリューション
業務フロー見直しの結果、“手書き黒板”は“タッチパネル式デジタルサイネージ”に?
チームラボ、創業50年の金属加工会社の業務改善を手がける
チームラボは、プログラマーやエンジニア、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、絵師、編集者などのスペシャリストで構成される「ウルトラテクノロジスト集団」。チームラボでは今回、相鐵における業務フロー全体の見直しから、基幹システムのWeb化とデジタルサイネージ連携、オフィス階層までを提案、実施した。
まず業務フローについては、情報共有不足などの課題を抱えていた受注業務や、帳票の取り回しの仕方など、受注~納品までの業務フローの見直しと改善提案を行った。
見直しが行われた業務フローに対応し、ビジネス規模の拡大にも合わせてスケールアウトできる仕組みが基幹システムに必要となったため、Webシステムを新規に構築。受注管理機能の拡充や、仕入管理、ミルシート(鋼材検査証明書)の登録と印刷といった機能を盛り込んだ。
また、これまで手書きで毎日書かれていた「黒板」は、タッチパネル式のデジタルサイネージに置き換え、売上生産管理システムと連携したチャート画面を開発。これにより、工場の生産性や加工方法別の受注量といった、作業者や工場の生産性が“可視化”された。さらに配送計画表の参照性も劇的に向上した。
オフィス改装については、業務分析の結果に基づいて、オフィス1階のレイアウト提案、およびオフィス2階のロッカールームの設計/改装提案を行っている。ロッカールーム改装では、「ものづくり支援・モチベーション向上の観点から、社員が1箇所に集まって気軽に話ができる、その日の業務の作戦会議ができるような場所」を目指したという。 (本文より抜粋)
ASCII.jp(アスキー・メディアワークス)
2014年3月25日(火)